打の育成はもう一人、田城飛翔(たしろ・つばさ)外野手もいます。
神奈川県平塚市出身、高校は巨人坂本選手とおなじ八戸学院光星高等学校へ進学、
2016年育成選手三巡目で指名されています。
リチャード選手がパワーなら、田城選手はミート力とスイングスピードです。
2019年ウエスタンリーグで3・4月度の月間MVP、一時は首位打者にもなっていましたし、
ファンの間でも今年支配下あるのではとになっていました。
実際は支配下は見送られることになり、支配下になったのは仲の良いコラス選手。
それでもこのシーズンは二軍公式戦に112試合出場し、打率.307をマークでリーグ2位の記録、
またリーグ最多安打となる108安打を記録しています。
現在コラス選手が行方不明の為尾形投手、リチャード選手と共に
支配下を期待されている若鷹です。
中村晃選手との自主トレ
この田城選手の飛躍のきっかけとなったと言われているのが、
みんな大好きな中村晃選手との自主トレです。
実際中村晃選手って、他球団なら打順も守備も固定してもらえるほどの選手でしょ!
レフトの守備上手いし、ライトも守れてファーストも守れる、
打っては粘ることも出来るし、一発もある超万能選手。
あまりの使い勝手の良さに打順も固定されないけど、作戦めちゃくちゃ出しやすいと
達川元ヘッドも絶賛してたしね。
プロ野球ニュースでも田尾元楽天監督が「中村晃はわき役じゃない」って
言ってたし、里崎さんもホークスベスト9の候補に入るって言ってたし。
黙々と凄まじい練習をこなす中村晃選手を見て、自身の取り組みを見直したそうです。
ちなみに高校時代も、田城選手はABCDの4組に分けられた中では一番下のDから始まり、
そのスイングを見初められてレギュラーになりました。
ただ、外野はギータ、グラシアル、バレンティン、晃、上林、ハッセと
恐ろしいほどの激戦区です。(他球団なら全員バリバリの主力のメンツ)
それでも高校時代と同様、プロ野球に入っても這い上がってレギュラーを掴み取って欲しい!